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教育理念 – Educational Philosophy – 英語学習・教育コンセプト
- 多様性と異文化理解。英語学習を通して異なる価値観や視点を理解することは、個々の視野や人生を豊かにするだけではなく、世界の平和と繁栄に欠かせないと信じています。
- ジェネリックスキルも育む。決められた英語のフレーズを丸覚えして口に出すのではなく、英語学習を通して考える力やコミュニケーション能力などの「目に見えにくい力」や「計りにくい力」の向上に重点を置いています。アレンズ・イングリッシュに通う子供たちは英語で自分の言葉で話し、考え、学ぶ力を身に付けます。
- 生涯学習と好奇心。英語力だけではなく、英語学習を通して子供たちに学ぶことの大切さとやりがいを発見してもらうことも私たちの目標です。また、間違えを失敗と捉えず、間違えが学習の過程であることを理解し、学習に前向きに取り組む子供を育みます。
私たちの役目 – Our Role
- 英語を英語のまま理解し、使える英語の習得の手助けをすること
- 自立した英語使用者を育むこと
- 英語の理解を容易にすること
- 外国語・異文化学習の良さや大切さを伝えること
- 英語に触れる機会と家庭学習のサポートを提供すること
「英語脳」を育む – Think in English
英語の習得には、単なる単語の意味を知るだけでなく、その背後にある文化やコンテキストの理解も必要です。和訳を使うことで一時的な理解は得られるかもしれませんが、実際の英語の文化や背景を感じ取ることは難しくなります。TOFELやIELTSなどの国際的な英語試験は、このような深い理解を目指しており、だからこそ、英英の理解が重視されるのです。
例えば、『education』という単語を見たとき、それをすぐに「教育」と訳すのではなく、学校、先生、学びといった関連する概念や文化的背景を連想する能力が求められます。これは、文章レベルでも同様で、英語の文を読んで、その背後にある意味やニュアンスを感じ取ることが大切です。
多くの塾や学校の教材で見られる、英文の隣に和訳を載せるスタイルは、実は学習の妨げになっている場合が多いのです。これは、学習者が英文を理解する前に、和訳に目を向けてしまい、表面的な理解に留まることが多いからです。また、英文を理解していないのに、日本語を読むことで、英文を理解したと勘違いしまうこと多々あります。これは、数学の問題を解く際に、答えを先に見てしまうのと同じで、真の理解や思考のトレーニングにはなりません。
ただし、和訳や日本語を一切使用しないというのも現実的ではありません。特に初心者や中級者の段階では、新しい単語や表現を日本語と関連付けることで、記憶の定着を助けることができます。また、英単語の意味を素早く調べることができることです。しかし、ある程度の英語力がついたら、英和辞典だけでなく、英英辞典も使用して、より深い英語の理解を目指すことが重要です。
日本での生活では、日常的に英語に触れる機会が少ないため、学習環境を工夫することが求められます。アレンズ・イングリッシュでは、この点を考慮し、授業内での英語の使用を増やし、日本語の使用を最小限に抑える方針を取っています。生徒たちが英語を自然に使う機会を増やすことで、英語のスキル向上をサポートしています。
講師紹介:
クラーク・スコットと治美


ブログ担当:Shawn. C (ショーン)
- 現在:サン・フランシスコで大学院生
- Website:a-prior.blog
- 好きなスポーツ:バスケットボール
- 好きな音楽:ロック系、ジャズ系、ブルース系
- 趣味:アート、読書、フリーライティング、フィットネス

私たちの学び
私たちは教育の質を常に高めるために、最新の教育手法や研究を学んでいます。そのため、JALT (全国語学教育学会) や ETJ (English Teachers in Japan) といった有名な教育関連の組織が主催する講演会やワークショップに積極的に参加しています。これらのイベントでは、教育のエキスパートたちが最新の研究成果や教育手法を共有しており、私たちはその知識を取り入れることで、より効果的な授業を提供することを目指しています。
さらに、すべての生徒が同じペースや方法で学ぶわけではありません。特に、発達障害や学習障害を持つ生徒たちは、通常の学習方法では困難を感じることがあります。私たちは、これらの生徒たちにも最適な学習環境を提供することを重視しており、彼らのニーズに応じた教育方法やサポートについても継続的に学び続けています。
教育は進化し続けるものであり、私たちはその変化に柔軟に対応しながら、生徒一人一人の成長をサポートするための最良の方法を追求しています。私たちの目標は、すべての生徒が自分のペースで、そして最大のポテンシャルを発揮できる環境を提供することです。そのために、私たちは常に新しい知識や技術を取り入れる努力を続けています。

